上部写真:ジュゼッペ・シアオラ撮影
京都の北部の山々には、巨大な杉の木々、美しい日本の家屋や農場があります。大きな川や小さな川が町から町へと、また山から山へと流れ込み、また曲がりくねった山道がどこまでも続く特別なエリアです。
ルート
40kmという距離は長すぎず、トレーニングに充分適していると言えるでしょう。サイクリングは主に川沿いや、京都北部の郊外を通る山道です。
距離:40.27km
標高:474m
京都市からのアクセス:良好
今回のサイクリスト
ジュゼッペ シアオラ
#RideNowRaceTeam
ジュゼッペは現在上海に住んでおり、中国で成長するサイクリングコミュニティで活動しているメンバーです。彼は旅行中に、自転車に乗ってその地の環境に果敢に挑戦し、息をのむような写真で各地を捕らえるのが大好きです。このブログの写真のほとんどはジュゼッペによって撮影され、それをここで皆さんと共有できることに感謝しています。
ジュゼッペは関西で2回ライドに行きましたが、この記録はそのうちの一つです。彼のもう一つのライドは、灼熱の真夏の気温のもとで、往復140kmにも及ぶ奈良までの壮大なものとなりました。彼はここでもまた、素晴らしい写真で140kmのライドを彼の視点から捕らえてくれました。近日中にRBRJのブログでご紹介させていただきます。
ここではまず、京都をサイクリングする全てのレベルのサイクリストの方々のために、彼の40kmコースのライドをご紹介することにしました。ジュゼッペは、午後に少し時間に余裕があったので、さっと自転車に乗り、つかの間のライドを楽しみ、京都の夜を楽しむために夕方には戻ってきました。時間に余裕がない方々が多い中、ジュゼッペの選んだルートはみなさんに気に入っていただけると確信しています。
使用した自転車
鴨川スタート
このルートは、京都の街を北から南に流れる、有名な鴨川から始まります。川沿いには、素晴らしいサイクリングコースやジョギングコース、また丁寧に整備された庭園があり、自転車で探索するのに最高な川といえるでしょう。
京都の地元の人々もまた、普段から川縁の雰囲気と空間を愛でて、ジョギング、運動、サッカーなどを楽しんでいます。
ルートは三条駅から始まり、そこから北に向かいます。川が二つに分かれるまで進み続け、高野川に繋がる右側の道に入ります。
高野川から山の中へ
川に沿って宝ヶ池公園を通過し、宝ヶ池駅付近を右にカーブしていく川をたどります。
山や森に入る前に、町はずれを通り過ぎるでしょう。道路は徐々に標高が高くなり始め、自然の音・香り・景観に迎え入れられます。
撮影:ジュゼッペ・シアオラ
山道には寺社仏閣が点在しているので、立ち寄って見るのもいいし、そのままペダルを漕いでバイクからの景色を楽しむのもいい。
大原野村町を左折
大原野村町に着くまで、高野川沿いの国道367号線を上り続け、それから国道40号線へ左折します。
大原野村町には、美しい景観と川沿いに立ち並ぶ伝統的な家屋があり、サイクリスト達を楽しませてくれます。
撮影:ジュゼッペ・シアオラ
標高
国道40号線に入ると標高が増し始め、ここではエネルギーを燃やし、リズムにのってライドすることになります。この勾配は約2km続き、傾斜は9.7%に到達し、心臓と肺が間違いなくしっかりと働いてくれることになるでしょう。
撮影:ジュゼッペ・シアオラ
ちょっとした登りもピークを迎え、その後は山中の曲がりくねった道を下り始めます。
市原駅を通過後、国道40号線は左に曲がりますが、ここでは、38号線へ変わる道へ直進していきましょう。
京都の郊外に戻る道に出ると、静市原町というエリアを通り抜けます。
撮影:ジュゼッペ・シアオラ
鴨川、上賀茂、フィニッシュ
この地点から上賀茂へと南下するにつれて鴨川へとつながって行き、京都北部の郊外へと入っていきます。
京都の北部は緑が多く、西側・北側・東側に山々が広がり、コーヒーやランチを楽しめる素晴らしいカフェもあります。
その後、上賀茂ゴルフクラブの北側に沿って進むように左折し、東に向かってスタート地点近くの高野川に戻ります。
高野川と鴨川沿いの終着点付近のライドを楽しんだら、その後このルートは京都中心地へ向かい、ゴールとなります。
まとめ
京都北部へのマウンテン・ライドは、期待を裏切りません。素晴らしい風景が満喫できる中距離のサイクリングコースをお探しなら、RBRJはジュゼッペのルートを試してみることをお勧めします。
彼は京都(と奈良)を巡る素晴らしい数日間を過ごし、RBRJのブログで彼のルートや写真をシェアしてくれました。彼にはとても感謝しています。
あなたはどうですか?京都を巡るお気に入りのルートはありますか?日本の文化の中心地である京都をサイクリングした経験をぜひお聞かせください。